3/15開催 NSC定例勉強会「SBT(Science Based Targets 科学と整合した目標設定)」について

2018年02月01日イベント

2015年のパリ協定採択以後、世界は幾何級数的(exponential)加速度で気候変動対策に動いています。締約国政府だけでなくノン・ステート・アクターといわれる民間企業や自治体等の活動が活発なことは、2017年のボン(ドイツ)でのCOP23に3万人もの人々が参加したことでも明らかです。

こうした中、環境省の「環境にやさしい企業行動調査結果」によれば、日本企業はGHG排出削減の中長期的な目標について「概ね10年以上」を策定しているのは平成26年度(2014年度)で9%、27年度(2015年度)で12.5%に止まり、多くは3~5年の中期目標しか持っていません。

中長期目標策定を推進するために、今回は環境省も力を入れているSBTについての勉強会を企画しました。今後、企業は金融安定理事会(FSB)が設置した気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)が策定しG20に提出した「勧告」にあるシナリオ分析にも対応していく必要がありますが、分析の結果としての戦略策定にとってもSBTは極めて重要になると考えます。

日時

2018年3月15日(木)14:00~17:00

場所

TKP新橋汐留ビジネスセンター4階 ホール401(東京都港区新橋4−24−82東洋海事ビル)
※アクセス:JR「新橋駅」から徒歩4分、都営浅草線「新橋駅」から徒歩3分 
地図はこちら

プログラム(予定)(敬称略)

14:00~14:20 講演 飯野 暁 環境省地球環境局温暖化対策課課長補佐
14:20~15:00 講演 高瀬 香絵 CDP日本事務局 プロジェクトマネージャー

<休憩15分>

15:15~15:45 企業発表1 上原 勉 第一三共株式会社 CSR部環境マネジメントチームリーダー
15:45~16:15 企業発表2 木下 浩二 株式会社電通 法務マネジメント局CSR推進部部長

16:15~16:45 ディスカッション及び質疑応答
16:45~17:00 まとめ 閉会  

主催

サステナビリティ・コミュニケーション・ネットワーク(NSC)

協力

サステナビリティ日本フォーラム・環境経営学会・環境監査研究会

参加申し込み

参加ご希望の方は、2018年3月12日(月)までに申込フォームまたは、e-mail( nsc@gef.or.jp )でお申し込みください。

参加費

無料

問い合わせ先

NSC事務局 (一般財団法人 地球・人間環境フォーラム内)
担当:京極 nsc(a)gef.or.jp((a)を@に変更してください)/ TEL 03-5825-9735