GEFメールニュース 2024.11.12

2024年11月12日メールニュース配信

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COP29(国連気候変動枠組条約第29回締約国会議)が開幕しました。
今年は中央アジア地域の主要なエネルギー資源産出国であるアゼルバイジャンが議長国となり、11月22日まで開催される予定です。エネルギー転換の具体的なロードマップがどこまで議論されるかもポイントですが、今年は資金COPとも呼ばれ気候資金が極めて重要な議題とされています。

今年は10月に生物多様性条約のCOPも開催されました。これらの国際会議で合意された内容は、私たちの生活にも無関係ではありません。今後の世界の動向も踏まえ、具体的な取り組みについての議論がどのように展開されるか注目していきましょう。

今月下旬には、地球・人間環境フォーラムが事務局として開催するイベントも続きます。どうぞご参加ください。

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地球・人間環境フォーラムのイベント・お知らせ新着情報
 
……… 2024.11.12号 ………
 
★イベント★
 ┗ 11/20(水)リユース体験イベント~お気に入りのうた・あなたとリユースカップで~
 ┗ 11/21(木)フェアウッド研究部会「考える森林業~人・社会・環境に優しい経営を目指して」
 ┗ 11/22(金)日本環境ジャーナリストの会(JFEJ)勉強会「環境との調和を求める農業新政策・クロスコンプライアンス」
 ┗ 11/27(水)サステナビリティ・コミュニケーション・ネットワーク(NSC)勉強会「新たな経済に転換するサーキュラーエコノミーをいかに企業価値につなげるか」
 ┗ 12/1(日)森川海のアイヌ先住権を見える化するプロジェクト主催ドキュメンタリー上映会&トーク「カムイチェプ サケ漁と先住権」
 ┗ 12/3(火)21世紀金融行動原則 不動産ESGセミナー「未来の不動産価値の可視化と実装 ~Visualization and Materialization of Future Real Estate Value~」

★お知らせ★
 ┗ 《リユース》期間限定配信:オンラインシンポジウム「オフィスにおけるプラスチック資源循環ソリューション」
  ┗ 《バイオマス発電》メディア掲載:バイオマス発電の持続可能性に関する当フォーラムの活動について
 ┗ 《バイオマス発電》アーカイブ動画:10/21開催 バイオマス国際アクションデー連携ウェビナー「BECCS (バイオエネルギー+炭素回収貯留)でネガティブエミッションは実現可能か?-日本の文脈と事例から考える」
 ┗ グローバルネットの記事がWEBサイトで読めます

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   ★イベント★

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━ 11/20(水)リユース体験イベント~お気に入りのうた・あなたとリユースカップで~
  https://www.gef.or.jp/news/event/241120reuse/
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東京都が主催する使い捨てプラスチック削減の切り札となる「リユース」を体験するイベントの展示ブースにて、当フォーラムのリユースの普及啓発活動を紹介するポスターを掲示します。イベントではリユース食器を片手に、音楽やトークショーもお楽しみいただけますので、ぜひお立ち寄りください。
 
▼概要
イベント名:「リユース体験イベント~お気に入りのうた・あなたとリユースカップで~」
開催日:令和6年11月20日(水)14時00分~17時00分
開催場所:旧国立駅舎 JR国立駅前(東京都国立市東1-1-69)
内容:リユース容器の体験ブース(飲食物の試食等)
   シンガーソングライター・尾崎亜美とミュージシャン・小原礼による音楽ライブ
   海洋研究開発機構・中嶋亮太によるトークショー
   東京都環境局による展示ブース(パネル・動画) ★ポスター展示に参加
   ポリエステル100%衣類の回収 ほか
参加費:無料
 
▼詳しくはこちら
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/11/05/09.html

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━ 11/21(木)第83回フェアウッド研究部会
 「考える森林業~人・社会・環境に優しい経営を目指して」
  https://fairwood.jp/event/241121
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国の資料(林野庁, 2024)によれば、現在の林業は丸太販売収入に補助金収入を加えても、伐採、造林、保育経費がその収入を上回り34万円/haの赤字経営となっています。また2020年の林業経営体数は2015年比で39%減少しており、森林・林業経営を継続することすら難しくなっている状況です。
 
今回は、そうした森林・林業の冬の時代を、農林兼業経営、林福連携、非木材林産物販売など多角経営で活路を見出している福山農林合同会社代表社員の福山寛人さんを講師にお招きします。福山さんが取り組まれているのは「森林業」。有機農業にも取り組まれていることから、その本質である「生態学的な健全さと公正さ」を軸に、「森」、「人」に対しても真摯に向き合うことで、人・社会・環境に優しい経営を目指しています。その「考える森林業」とはどのようなものなのか、熱い想いとともにお話いただきます。

日時:2024年11月21日(木)18:00~19:30
場所:ハイブリッド(zoom×地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)東京都渋谷区神宮前 5-53-70国連大学ビル1F)
参加費:1,500円(要事前申込、懇親会費別)
定員:会場25名、オンライン90名

▼詳しくはこちら
https://fairwood.jp/event/241121

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━ 11/22(金)日本環境ジャーナリストの会(JFEJ)勉強会
 「環境との調和を求める農業新政策・クロスコンプライアンス」
  https://jfej.org/seminar-241122/
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農水省は今年4月から、すべての補助事業等に対してクロスコンプライアンスを試行的に導入した。農家が政府の補助金等の交付を受ける場合、政府が求める横断的な受給条件を守ることが必須となっている。この政策は、1990年代に米国で導入されて以降、ヨーロッパの国々での導入も進み、2005年以降は欧州連合の共通農業政策のもとで加盟国での導入が義務付けられている。そして、ついに日本で導入する方針だ。
 
本勉強会では、クロスコンプライアンス研究の第一人者である荘林幹太郎先生から、この政策が今後、日本の農業と環境保全などの社会的な関心事項の関係性にどのような意味合いをもたらすかについて幅広く解説していただく。

日時:2024年11月22日(金)19:00-20:30
開催方法:ハイブリット開催(Zoom + 地球・人間環境フォーラム東京事務所)
参加費:会員・準会員・学生会員は無料
    一般有料(1,000円)お支払いは下記「イベントペイ」からお願いします。
申込方法:下記いずれかのフォームよりお申込みください。

★今回はハイブリット形式にて、若干名の対面参加(地球・人間環境フォーラム東京事務所への来所)も受け付けます。ご希望の方は、申込フォームにて「対面参加」を選択の上、お申込みください。

▼JFEJ会員・準会員・学生会員(フォームメーラー)
https://business.form-mailer.jp/fms/8d0d04a8179553
 
▼一般(イベントペイ)
https://eventpay.jp/event_info/?shop_code=7125423299149414&EventCode=4426192344

▼詳しくはこちら
https://jfej.org/seminar-241122/

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━ 11/27(水)サステナビリティ・コミュニケーション・ネットワーク(NSC)勉強会
 「新たな経済に転換するサーキュラーエコノミーをいかに企業価値につなげるか」
  https://www.gef.or.jp/news/event/nscseminar241127/
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資源の枯渇や気候変動問題等を抱え、世界は経済社会システムを抜本的に転換する必要性に迫られています。その一つの表れがサーキュラーエコノミー(循環経済)に向けた動きと考えます。この動きはマクロとしての経済社会システムの変革は当然のことながら、個別企業にも大きな影響をもたらします。

今回は、それを企業価値に繋げるための仕組みとしての役割も果たすと考えられる指標の取組と、実際の企業の取組を紹介いただき、これまでの一方向のリニアエコノミー(線形経済)を新しい経済に大きく転換するサーキュラーエコノミーの実現に向けて、企業に何が求められるのか考えます。   

日時:2024年11月27日(水)14:00~16:00
開催方法:Zoomミーティングによる開催

<プログラム及び講師>
●「サーキュラーエコノミー指標に求められる観点とは
 ~新たな経済の大転換と企業価値の向上につなげるために(仮)」
 国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センター 循環型社会システム研究室長 田崎 智弘 氏
●「サーキュラーデザインとビジネス化戦略について(仮)」 
 ハーチ株式会社 代表取締役 加藤 佑 氏
●(交渉中)
●質疑応答

▼参加申し込み
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZUrduGpqD0jHtTsAmCrRp1eYLRroQTLTppe

▼詳しくはこちら
https://www.gef.or.jp/news/event/nscseminar241127/

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━ 12/1(日)森川海のアイヌ先住権を見える化するプロジェクト等主催
  ドキュメンタリー上映会&トーク「カムイチェプ サケ漁と先住権」
  https://mori-kawa-umi.com/info/3629/
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アイヌ民族は先祖伝来の土地やその資源に対する権利を有する先住民族です。法律でもそのように認められており、日本政府にはその権利を保障する責任があります。しかし、実際にはその責任は放棄されてきました。アイヌの伝統儀式「カムイチェプノミ」を巡る、紋別アイヌ協会の畠山敏会長の長年にわたる行政との闘いはそのことを如実に表しています。

この度は、その闘いの経過を追った藤野知明監督のドキュメンタリー作品『カムイチェプ サケと先住権』を上映し、監督自ら語るトークを対面・オンラインのハイブリッドで開催します。トークゲストにはさらに若い世代に向けたアイヌ文化の伝承と発展に努める宇佐照代さんをお迎えします。

現代日本における先住権とアイヌ民族の尊厳の保障について、一緒に考えましょう。

※当フォーラムは本イベント開催に協力しています。

日時:2024年12月1日(日)13:30~16:30
開催形式:会場とオンライン(Zoomを利用)併用のハイブリッド開催
 [対面会場]立教大学池袋キャンパス7号館7101教室[定員250名/先着順]
 [オンライン]Zoomウェビナー
参加費:無料

▼申込(締切:11/29(金)13:00)
https://pro.form-mailer.jp/fms/dfd2c310102067

▼詳しくはこちら
https://mori-kawa-umi.com/info/3629/

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━ 12/3(火)21世紀金融行動原則 不動産ESGセミナー
 「未来の不動産価値の可視化と実装 ~Visualization and Materialization of Future Real Estate Value~」
  https://pfa21.jp/doc_prp/241203
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あらゆる業界でサステナビリティに関する取り組みが進む中、不動産業界も例にもれず日々進歩がみられております。昨今は特に、建築物のライフサイクル全体の脱炭素化に向けて、環境価値の測定が不可欠である他、ソーシャル分野での取り組みを含めた総合的な不動産価値の可視化が重要なテーマとなっています。

当セミナーでは、GRESB評価結果の報告のほか、先進的な取り組みを進める業界リーダー等による講演・事例紹介等を通じて、わが国不動産業界がどのように ”Net Zero”を目指していくべきかについて考えていきます。持続可能な社会の発展に向けて、不動産事業者、不動産投資に関わる金融機関や資産運用会社等、それぞれの立場からできることを考える機会になれば幸いです。
日時:2024年12月3日(火)14:00~17:30
 ※セミナーは17:30まで、以降18:30まではネットワーキングを予定
開催方法:会場及びオンライン(Zoom)のハイブリッド形式
対象:国内外の不動産事業者、金融機関、資産運用会社等
参加費:無料
申込方法:
 https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_GnMlMICGTrm9qjBlnI_psg

▼詳しくはこちら
https://pfa21.jp/doc_prp/241203

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   ★お知らせ★
 
 
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━ 《リユース》期間限定配信:東京都 オンラインシンポジウム
 「オフィスにおけるプラスチック資源循環ソリューション」
  https://www.gef.or.jp/news/info/241107reuse/
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東京都が開催するオンラインシンポジウム「オフィスにおけるプラスチック資源循環ソリューション」にて、当フォーラムのリユースに関する普及啓発活動が紹介され、当フォーラム職員がコメント出演いたします。事例紹介3)武田薬品工業株式会社様のご紹介映像の中で、当フォーラムも紹介いただきました。

さまざまな企業のオフィスでの先進的なプラスチック資源循環に関する取り組みについて、詳細に学べる内容です。

◆概要
イベント名:「オフィスにおけるプラスチック資源循環ソリューション」
配信期間:令和6年11月18日(月)~11月29日(金)
配信URL:https://www.circulareconomy.metro.tokyo.lg.jp/event/symposium
 
▼詳しくはこちら
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/11/05/08.html

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━ 《バイオマス発電》メディア掲載:
  バイオマス発電の持続可能性に関する当フォーラムの活動について
 (Wedge Online, ダイヤモンドオンライン)
  https://www.gef.or.jp/news/info/241009canada_biomass_media/
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バイオマス発電の持続可能性に関する当フォーラム主催セミナーについて、下記の掲載情報を追加しています。

▼10/15 Wedge ONLIE「〈日本の再エネ支えるベトナム林業〉森林回復と両立させる意外な経営手法と、背後に潜む問題点」
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/35400

8/29に当フォーラム主催で実施したセミナー「ベトナムの森林・林業政策と日本の木質バイオマス発電」での発表内容を踏まえて、ベトナムの林業、アカシア植林、ペレット生産の持続可能性について報告しています。

▼10/18 ダイヤモンドオンライン「【森林学者が教える】「森林の保護=手つかずのまま残す」だけが正解ではない。では、ほかにどんな方法があるのか?」
https://diamond.jp/articles/-/351939

5/27に開催した当フォーラム主催のセミナー「カナダの森の叡智を紐解く 気候と生態系を守る森を燃やすバイオマス発電は「再エネ」なのか?」でご講演いただいた、スザンヌ・シマード氏(ブリティッシュコロンビア大学・森林生態学教授)の来日時のインタビュー記事(最終回)です。

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━ 《バイオマス発電》アーカイブ動画:
  10/21開催 バイオマス国際アクションデー連携ウェビナー「BECCS (バイオエネルギー+炭素回収貯留)でネガティブエミッションは実現可能か?-日本の文脈と事例から考える」
  https://www.gef.or.jp/news/event/241021biomass_actionday2024/
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10/21(月)、国際バイオマスアクションデーに合わせて開催されたウェビナー「BECCS (バイオエネルギー+炭素回収貯留)でネガティブエミッションは実現可能か?-日本の文脈と事例から考える」のアーカイブ動画を公開しました。
当日の発表資料もダウンロードできますので、どうぞご覧ください。

▼アーカイブ動画
https://www.gef.or.jp/news/event/241021biomass_actionday2024/

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━ 環境情報誌 グローバルネットの記事がWEBサイトで読めます
  https://www.gef.or.jp/category/globalnet/
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環境情報誌「グローバルネット」のバックナンバーはWEBサイトで読むことができます。
現在、2015年10月~2024年7月までのほぼすべての記事が公開されています。
随時更新しています。是非ご覧ください。

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━ 東京事務所における業務体制について
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地球・人間環境フォーラム(GEF)東京事務所は、テレワーク体制で業務を行っています。
※不要不急のご来訪はお控えください。
※電話は留守番設定となっておりますので、ご用件はメッセージ、名前、電話番号を残していただくか、担当者へメールにてご連絡ください。
 
以上