GEFメールニュース 2024.10.9

2024年10月09日メールニュース配信

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7月には山形県、秋田県を豪雨が襲い、9月は震災復興中の能登半島でも豪雨が無慈悲な災害をもたらしました。被害に遭われた皆さまへ、改めて心からのお見舞いを申し上げます。

豪雨災害は自然災害に分類されますが、人間活動が地球温暖化の主な原因であることに疑う余地がない今、災害の原因には温暖化によって激甚化した気象があるともいえます。気候変動問題を意識した災害対応取り組んでいくことが求められています。

今月末に、感染症に関する出版記念セミナーを開催いたします。ぜひ会場へ足をお運びください。

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地球・人間環境フォーラムのイベント・お知らせ新着情報
 
……… 2024.10.9号 ………
 
★イベント★
 ┗ 10/25(金)井上栄著『次世代パンデミックに備えるー感染症の文明史』出版記念セミナー

★お知らせ★
 ┗ 《森林》改正クリーンウッド法の適正な施行・運用に向けた提言を公表
 ┗ 《バイオマス発電》メディア掲載:バイオマス発電の持続可能性に関する当フォーラムの活動について
 ┗ グローバルネットの記事がWEBサイトで読めます

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   ★イベント★
 
 
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━ 10/25(金) 井上栄著『次世代パンデミックに備えるー感染症の文明史』出版記念セミナー
  https://www.gef.or.jp/news/event/241025pandemic/
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国立感染症研究所名誉所員である井上栄氏の『次世代パンデミックに備える:感染症の文明史』(株式会社エイアンドエフ)が今年3月に出版されたのを記念し、出版記念セミナーを開催します。

次世代のパンデミックに備えるために、感染症の文明史について、自然環境と人間環境の二つの側面から地球環境の現在地に関する学びを深めます。

なお、当団体が発行する『グローバルネット』2024年9月号では、井上氏に「ホットレポート」に「将来の日本人の感染症はどうなる?」を寄稿いただきました。
▼「将来の日本人の感染症はどうなる?」
https://www.gef.or.jp/globalnet202409/globalnet202409-5/

◆セミナー概要
日時:2024年10月25日(金)13:30~17:30
開催方法:ハイブリッド
 対面会場: 地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
 オンライン:Zoom
参加費:
 対面 4,000円(サイン本を含む)
 オンライン 1,000円
 交流懇親会 1,000円(対面参加者のみ参加可)
申込:https://241025pandemic.peatix.com/

◆プログラム等詳細 ※予告なく変更することがあります
〇基調講演「将来の日本人の感染症はどうなる?」
井上栄(『次世代パンデミックに備える 感染症の文明史』著者、国立感染症研究所名誉所員、大妻女子大学名誉教授)
〇質疑応答
〇交流懇親会・立食パーティ

<著者プロフィール>
井上栄(いのうえ・さかえ)

1940 年山梨県生まれ。東京大学医学部卒業、同大学院博士課程修了。国立予防衛生研究所(予研) ウイルス中央検査部室長、国立公衆衛生院衛生微生物学部長、予研感染症疫学部長、国立感染症研究所( 旧・予研) 感染症情報センター長を経て、2000 ~ 2012 年大妻女子大学で公衆衛生を教える。国立感染症研究所名誉所員、大妻女子大学名誉教授。

▼詳しくはこちら
https://www.gef.or.jp/news/event/241025pandemic/

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   ★お知らせ★
 
 
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━ 《森林》改正クリーンウッド法の適正な施行・運用に向けた提言を公表(10/1)
 https://www.gef.or.jp/news/info/241001cwa_teigen/
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地球・人間環境フォーラムと国際環境NGO FoE Japanの2団体は、来年4月に施行予定の改正クリーンウッド法の適正な運用に向けた提言を公表しました。

日本政府による違法伐採対策によって日本の木材市場から違法リスクおよび森林減少リスクの高い木材が取り除かれ、世界と日本の森林保全に寄与することを期待し、責任ある木材利用の実現に向けて提言となっています。

提言1.  国はすべての第一種木材関連事業者から報告を受けること
提言2.  第二種木材関連事業者(特に最終消費者を顧客とする事業者)の情報伝達・受理行為を義務化すること
提言3.  合法性の確認について外部評価を受けられる仕組みを導入すること
提言4.  合法性の確認において人権分野を含めること
提言5.  クリーンウッド法における「合法伐採木材」とグリーン購入法における「合法木材」とを整理・統合すること
提言6.  森林資源、経営・管理における持続可能性の確認を法の要件とすること
提言7.  合法性の定義と適用法令の範囲を森林減少・劣化リスクの回避可能なものにすること

▼詳しくはこちら
https://www.gef.or.jp/news/info/241001cwa_teigen/

▼PDFはこちら
https://www.gef.or.jp/wp-content/uploads/2024/10/CWA_teigen_20241001.pdf

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━ 《バイオマス発電》メディア掲載:
 バイオマス発電の持続可能性に関する当フォーラムの活動について(ダイヤモンドオンライン、かわさきFM)
 https://www.gef.or.jp/news/info/241009canada_biomass_media/
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5/27に開催した当フォーラム主催のセミナー「カナダの森の叡智を紐解く 気候と生態系を守る森を燃やすバイオマス発電は「再エネ」なのか?」でご講演いただいた、スザンヌ・シマード氏(ブリティッシュコロンビア大学・森林生態学教授)の来日時のインタビュー記事が下記に掲載されました。

●9/6 ダイヤモンドオンライン「森林は「菌類がつくる巨大な脳」である…米・タイム誌の「世界で最も影響力がある100人」に選ばれた科学者が明かす“驚きの事実”」
https://diamond.jp/articles/-/349366

●9/27 ダイヤモンドオンライン「実は地球温暖化を助長する?「バイオマス発電は全くエコではない」という“不都合すぎる真実”」
https://diamond.jp/articles/-/350727

●9/28 ダイヤモンドオンライン「【森林学者が語る】樹齢数百年の木を毎日のように切り、貴重な生態系を破壊し続けている人類に「いま一番考えてほしいこと」」
https://diamond.jp/articles/-/350729

また、下記ラジオ番組に当財団職員が出演し、カナダの原生林で得られた木質ペレットが日本のバイオマス発電所で燃やされていること、原生林の伐採により炭素蓄積や生態的価値が損なわれ気候変動対策として適切ではないことを解説しています。
 
●8/16放送 かわさきFM 自然環境教育番組 TO THE NATURE「カナダの原生林を燃やす日本の木質バイオマス 本当に二酸化炭素削減になるのだろうか?森の役割、豊かな生態系の価値。みんなで考えよう!」
https://youtu.be/NOxPsgWUXcQ?si=xRt6IlDRywpLvrN5

▼その他のメディア掲載実績はこちら
https://www.gef.or.jp/news/info/241009canada_biomass_media/

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━ 環境情報誌 グローバルネットの記事がWEBサイトで読めます
 https://www.gef.or.jp/category/globalnet/
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環境情報誌「グローバルネット」のバックナンバーはWEBサイトで読むことができます。
現在、2015年10月~2024年5月までのほぼすべての記事が公開されています。
随時更新しています。是非ご覧ください。

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━ 東京事務所における業務体制について
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地球・人間環境フォーラム(GEF)東京事務所は、テレワーク体制で業務を行っています。
※不要不急のご来訪はお控えください。
※電話は留守番設定となっておりますので、ご用件はメッセージ、名前、電話番号を残していただくか、担当者へメールにてご連絡ください。

以上