1997年8月号 |
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フロント |
第6回田尻賞を受賞した富士見丘小学校PTA公害特別委員会 |
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特集/環境アセスメントの理念を生かそう〜環境影響評価法の成立と今後の課題 |
環境アセスメント法の誕生〜法制化の軌跡とこれから |
清水 汪 |
(財)地球・人間環境フォーラム理事長 |
環境アセスメント法が6月に成立した。開発事業を「環境」という物差しで評価するための社会的なルールを定めた法の誕生であり、持続可能な社会実現への第一歩だ。
ただし喜んでばかりはいられない。この法の理念を生かせるかどうかはその運用次第だ。情報公開、住民参加、代替案の検討、時代を経た事業の見直し等、日本社会が取り組まなければならない課題は山積している。今、全国で公共事業の見直し機運が盛り上がっているが、これらを財政効率の側面だではなく、ぜひともアセス法の理念を先取りして、改めて環境側面からの評価を積極的に行っていくことが求められている。 |
アセスメントと合意形成のルール〜今後のアセスに求められるもの |
原科 幸彦 |
東京工業大学教授 |
公共事業の評価システムを問う〜コントロール法案に見る判断主体と事後評価手続き |
五十嵐 敬喜 |
法政大学教授 |
大規模林道はいま〜問われる公共事業の意識と見直し手法 |
臺 宏士 |
毎日新聞記者 |
全国で進む公共事業見直しの動き |
GN編集部 |
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パートナーシッププラザリレーセミナー〜環境キーワードの冒険G |
森林理想郷 |
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トーク&トーク |
日本は理念を持った国際協力を |
菅波 茂 |
アジア医師連絡協議会(AMDA)代表 |
フライブルクだより |
ミュンヘンを走る水素バス |
今泉 みね子 |
(財)地球・人間環境フォーラム客員研究員、カルチャーコンタクト |
幸田シャーミンのエコインタビュー |
第14回/リチャード・キンリーさん(国連気候変動枠組条約事務局実施計画プログラムコーディネーター) |
幸田 シャーミン |
フリーランスジャーナリスト |
Nature
Promenade |
どこに行ったの、ゼニタナゴ |
萩原 富司 |
(財)地球・人間環境フォーラム主任研究員 |
東南アジアの森はいま |
第33回/焼き畑を考える(2)〜土地をめぐって |
樫尾 昌秀 |
FAOアジア・太平洋地域事務局地域森林資源官 |
環境文化とフランス |
第6回/スギ文化・カシ文化〜森林保全史の日仏比較T |
門脇 仁 |
(財)地球・人間環境フォーラム主任研究員 |
環境トピックレポート |
地域レポート/中止が確実になった熊本県羊角湾干拓事業〜「税金の無駄遣い」「自然破壊」で見直し進む公共事業 |
横田 弘幸 |
読売新聞 |
環境トピックレポート |
ローカルニュース抄録/1997年7月 |
CIDOプロ |
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ワールドフラッシュ |
世界の環境法規制<10> |
(株)住友海上リスク総合研究所 |
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フォーラム随想 |
ジュノーの会 |
M.I. |
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財団だより |
全国リレー地球温暖化シンポジウム〜第3回は福岡市で |
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環境条約シリーズ65 |
ワシントン条約ハラレ会議で日本に限って解禁された象牙取引 |
磯崎 博司 |
岩手大学教授 |
研究現場から |
地球環境研究センターシリーズ7/レーザーレーダーを用いた成層圏のモニタリング |
藤沼 康実 |
国立環境研究所地球環境研究センター研究管理官 |
環境ジャーナリストの会のページ |
地球環境問題を解く糸口 |
山崎 和雄 |
日本工業新聞科学技術部 |