1996年6月号 |
|
|
|
フロント |
ESCAP事務局長の高橋 晟子さん |
|
|
特集/車を降りてバスに乗ろう〜公共交通機関を主役にすえたまちづくり |
人と環境に配慮した都市交通とまちづくり |
森地 茂 |
東京大学工学部土木工学科教授 |
自家用車の増加による環境汚染や交通渋滞を緩和し、車を利用できない子供やお年寄りへの配慮を目的とした公共交通機関の活性化が世界各地で進んでいる。自家用車から公共交通輸送機関への乗り換えを促す都市の交通システムづくりは、結局は、環境にやさしいまちづくりにつながる。
そこで、今月号では中小都市でも比較的容易に取り組める『バス』を主役にした新しい公共交通システムを取り上げてみた。先進的な取り組みや工夫の例を紹介しながら、環境と人に配慮した都市交通システムのあり方とそれを活かしたまちづくりについて考えてみたい。 |
路面電車とバスを活かしたヨーロッパのまちづくり |
井上 繁 |
日本経済新聞論説委員 |
名古屋市〜マイカーから公共交通機関へ 基幹バスとガイドウェイバス |
都築 征四朗、加藤 友秋 |
名古屋市交通局自動車部主幹、主査 |
武蔵野市〜新しいバスの可能性を求めてムーバスが走る |
水野 達男 |
武蔵野市交通対策課交通企画係長 |
金沢市〜パークアンドバスライド まちの中心に入る車を制限/札幌市〜バス優先信号システム バスがすいすい走れるまち/上高地〜低公害・無公害バス 豊かな自然環境を守る |
金沢市交通対策課/竹内 浩平/青柳 正博 |
/(社)新交通管理システム(UTMS)協会専務理事/松本電気鉄道渇c業部副部長 |
東南アジアの森はいま |
第21回/林業の歴史的展開〜インドネシアの森林事情その1 |
樫尾 昌秀 |
FAOアジア・太平洋地域事務局地域森林資源官 |
データでみる環境 |
第29回/環境意識には変化の兆し でも、行動に移せますか |
|
|
グローバルネット情報クリップ |
1996年6月〜8月 |
|
|
ビジャ・エル・サルバドールの伝説 |
南米ぺルーからの報告第1回/砂漠に生まれた希望の町 |
山口 尚孝 |
(財)地球・人間環境フォーラム |
明治糞尿譚 |
第24回/トイレの洋風化とし尿価値の低下 |
下川 耿史 |
風俗史研究家 |
研究現場から |
地球環境センターシリーズ第2回/わが国の南北端での温室効果ガスのモニタリングに何を求めるか |
藤沼 康実 |
国立環境研究所地球環境研究センター研究管理官 |
フォーラム随想 |
「よ大蔵省っと」 |
M.I. |
|
環境の本 |
『地域連携の技法〜地域連携軸と社会実験』 他 |
|
|
環境条約シリーズ51 |
2000年以降の温暖化対策を定める第3回締約国会議議定書案 |
磯崎 博司 |
岩手大学 |
フライブルクだより |
太陽に合わせて生産する企業 |
今泉 みね子 |
(財)地球・人間環境フォーラム客員研究員、カルチャーコンタクト |
連続リポート〜環境アセスメント法の新潮流 |
Case6 ニュージーランド/規制緩和先進国での取り組み |
環境アセスメント研究会 |
|
ホットレポート |
共生と循環の時代へ〜新たな一歩踏み出した環境自治体会議〜斜里会議からの報告 |
満田 夏花 |
(財)地球・人間環境フォーラム |
環境トピックレポート |
地域レポート/環境学習型修学旅行の誘致〜四国・幡多地域 |
横田 弘幸 |
読売新聞 |
環境トピックレポート |
ローカルニュース抄録/1996年5月 |
CIDOプロ |
|
北米国立公園通信 |
第1回/「規則」と「注意」ばかりのヨセミテ国立公園 |
加藤 峰夫 |
横浜国立大学 |