2005年3月11日

リユース食器ネットワーク設立

〜第2回全国リユース食器フォーラムも新潟で開催〜


当財団では、リユースカップなど再使用食器の普及・調査活動を環境省の委託事業として進めています。

去る34日、5日の両日、新潟市内で「第2回全国リユース食器フォーラム」を新潟県「ごみ半減県民運動実行委員会」とともに開催し、全国からリユース食器の普及に取り組むNPO、自治体関係者ら約50人が集まり、事例報告や意見交換が行われました。
事例報告では、地元のサッカーJ1・アルビレックス新潟が今シーズンからリユースカップを導入することや、春・夏・冬休み期間中の給食センターの食器洗浄施設を使って、リユース食器の洗浄が実現した三条市の取り組みなどが紹介されました。

また席上、イベントのリユース食器の導入コーディネートやノウハウの提供、食器の貸出し等を担う団体を今後全国各地に増やし、リユースの取り組みを広げていくことを目指して「リユース食器ネットワーク」を設立することが決まり、当財団が事務局を担うことになりました。各地の活動を紹介するウェブサイトを4月から立ち上げ、拠点になる活動団体には共通のリユースカップ等を配備することにしています。

現在、拠点候補になっているのは、NPO法人・環境り・ふれんず(札幌市)、ねっとわーく福島潟、環境NPO良環、エコネット上越(新潟県)、ユニバーサルユース研究会(京都府)、エコトーン(同)、千里リサイクルプラザ研究所大阪府)、デポネット三重、立命館アジア太平洋大学の環境サークルOnes1大分県)、アースの会(沖縄県)など13団体です。リユース食器を利用したいという気運が全国に広がっていることから、今後はこれらの団体が地域の核として活動することが期待されています。

「リユース食器ネットワーク」のウェブサイトは現在作成中。4月中にはアップ予定です。

参考サイト:リユース食器ネットワークのサイト
 リユースカップのサイト

この件に関する問い合わせは (財)地球・人間環境フォーラム
リユース食器ネットワーク担当  天野(あまの)/大河内(おおこうち)