第7回環境レポート大賞表彰式 |
環境報告書シンポジウム 〜CSR(企業の社会的責任)と信頼性確保〜 |
■日 時: | 平成16年1月16日(金) 13:00〜17:30(12:30受付開始) |
■会 場: | JAホール(東京都千代田区大手町1−8−3 JAビル9階) ○営団地下鉄丸の内線・半蔵門線・千代田線・東西線/都営三田線大手町駅下車。A3出口 ○JR東京駅丸の内北口より徒歩10分 |
■定 員: | 450人 |
■入 場: | 無料 |
(定員に達しましたので、申込みを締め切りとさせていただきます。多数のお申込みありがとうございました) |
第7回環境レポート大賞表彰式
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環境報告書シンポジウム
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環境コミュニケーションの有力な手段である「環境報告書」を作成し公表する企業等が年々増加し、その質も着実に向上しています。環境省の「環境にやさしい企業行動調査」によると、平成15年度中に環境報告書を作成または作成を予定している企業等数はおよそ900社にものぼっています。
環境報告書は、環境保全に関する企業等の取り組みを社会に知らせるとともに、さまざまな利害関係者との相互理解を深めるために大きな役割を果たしていますが、環境面から企業が評価されることが多い今日では、企業評価の重要な判断材料ともなっています。また、環境という概念だけではなく社会的側面に報告内容を拡大する取り組みも最近目立ち、報告書の名称に社会という言葉を加えたり、持続可能性報告書やサステナビリティ報告書に変更するものも多くなっています。環境報告書をめぐるこのような動きは、企業の社会的責任(CSR=Corporate
Social Responsibility)を企業経営の中核にすえる動きが加速する中で、ますます大切になっていくといえます。
企業の環境コミュニケーションにおいて環境報告書の重要性が増していく中で、環境報告書による開示情報の信頼性を高めることが求められています。このため環境省では現在、平成13年2月に策定した「環境報告書ガイドライン(2000年版)」の改訂に向けた検討を進める一方、平成16年度からは環境報告書の記載内容を第三者が審査し信頼性を増すための環境報告書審査登録制度がスタートする予定です。また、「環境活動評価プログラム」の認証制度の開始も予定され、その中では環境報告書(環境活動レポート)の開示が求められることとなっています。さらに国際的には、GRI(Global
Reporting Initiative)によって持続可能性報告のガイドラインが作成されるとともに、環境コミュニケーションに関する国際規格作りがISO(国際標準化機構)によって進められつつあり、環境報告書を取り巻く状況はここ数年で大きく変わりつつあります。
「環境レポート大賞」は、すぐれた環境報告書や環境行動計画を表彰することによって、優良な環境報告書等の普及と、企業等の環境コミュニケーションの促進等を目的に毎年実施しているもので、今回が7回目となります。
一方、「CSR(企業の社会的責任)と信頼性確保」をテーマとした「環境報告書シンポジウムは」、CSRへの関心が急速に高まっていることとらえて、CSR及びCSRの進展に深く関わる環境報告書や持続可能性報告書について、それらをめぐる最新動向や今後のわが国における方向性について、参加者とともに考えてみようというものです。
13:00〜13:45 | 開会あいさつ (地球・人間環境フォーラム) |
祝 辞(環境省) | |
表彰状授与 | |
表彰式閉会あいさつ (全国環境保全推進連合会専務理事) | |
13:45〜14:00 | 休 憩 |
◆基調講演 基調講演 「これからの日本の企業のCSR」(仮題) 山本 良一 氏(東京大学国際・産学共同研究センター教授) | |
15:00〜15:15 | 休 憩 |
15:00〜17:30 |
◆パネルディスカッション 「アカウンタビリティと開示情報の信頼性」(仮題) ○パネリスト 上妻 義直 氏(上智大学経済学部教授) 後藤 敏彦 氏(環境報告書ネットワーク、環境監査研究会代表幹事) 高見 幸子 氏(国際NGOナチュラル・ステップ・インターナショナル日本支部代表) 藤野 耕一 氏(大阪ガス環境部部長、大阪商工会議所環境経営研究分科会長) その他、企業関係者1名、環境省関係者1名が加わる予定。 ○コーディネーター |
17:30 | 終了予定 |