第8回 環境コミュニケーション大賞環境活動レポート部門受 賞 一 覧
報告書タイトルをクリックすると講評を見ることができます ■大賞(環境大臣賞) 1点
■優秀賞(地球・人間環境フォーラム理事長賞) 2点
◆株式会社マルト「企業から樹業へ エコアクション21 環境活動レポート2003」 木材を使用する事業の性質を踏まえ、「樹を活かす」企業を目指すことがレポート全体を貫かれている。環境負荷も適切な項目を選択し、実績評価も定量的に行われている。写真やイラストを効果的に使用し、事業の背景・基盤となる山の現状と林業の重要性についても強く訴えている。次年度以降、木材のマテリアルフローの結果が注目される。
■優秀賞(地球・人間環境フォーラム理事長賞) ◆株式会社一条機械製作所 川崎工場「皆で造りこむ環境改善」 電力をはじめ多くの目標を達成しており、まさに「チリも積もれば」の典型と言えるだろう。特に切削油リユースによる廃油の削減は同業他社の範となる取り組みである。内部監査や環境パトロールも効果的に実施されている。「活動で困った事」を一つ一つクリアして、次回はパワーポイントのスライドではない形で作成されるとよい。
◆学校法人 郡山開成学園「学校法人 郡山開成学園 環境活動レポート」 環境パフォーマンスが詳細に把握され、その変動要因も的確に分析されている。インバーター、ヒートポンプ、節水バルブ等、省エネ・省資源のため積極的に経営資源を投入し効果を上げている。学生・生徒への教育効果が期待されることから、次回のレポートではその点を強調されるとよい。図表や写真は本文中に挿入した方が効果的である。
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