写真13
↑ラテライト化した土壌の表面を三日月型に掘り返す ↑植生が定着する

 水食や風食で土の養分がとばされ、表面が固い幕を作ってしまい、雨が降っても水が浸透しないところがあります(ラテライト化)。
 水が水平移動してしまうのです。そういうところでは、地表を三日月型に掘り返すと(三日月工法、写真左)、雨が降ってたとき、流から流れてきた草の種などが定着して植生ができます(写真右)。

写真提供/緑のサヘル
 
世界砂漠化・干ばつ対処の日 記念セミナー「世界の砂漠化の現状と日本の役割」(1999年6月28日、大阪)講演より


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