<市民参加4:神奈川県の事例>

1 市町村、企業団体が参加するそれぞれの「地球環境保全連絡会議」の発足に続き、県民団体42(後に50団体)の参加による「神奈川地球環境保全県民連絡会議」を発足させた。県が事務局をつとめ各会議で意見を聴取し、素案を取りまとめた。県民団体としては、関係各部からの紹介により、環境、青少年、女性、福祉、交通安全、その他の団体が参加した。 「神奈川地球環境保全県民連絡会議」は素案発表前に4回開催された。

2 素案発表(1992年10月)後、1ヵ月半にわたり県民参加の期間を設けた。 手法は以下の2通りである。 ・各種会議に事務局が出向き、説明を行い意見を聴取する方法。 ・素案に、意見を記入して投函できるようハガキを綴じ込み、団体に属していない県民からも意見を募る方法。

3 期間:1992年10月16日〜11月30日

4 総意見数: 496(会議等293、ハガキ等203)
素案へ反映・参考とした意見 399
活用方法に関する意見 46
その他(行政への要望等) 51